飲食店に業務用エアコンを導入する際の注意
飲食店に業務用エアコンを導入する際の注意点としては、熱量によって最適な冷暖房能力が異なるということです。飲食店と言っても色々なものがあります。中でも、焼肉屋などの鍋、鉄板、七輪その他熱を発するものを設置しているという場合には、その熱量をしっかりと計算して最適な能力を決める必要があります。
店舗の広さだけで冷暖房能力を決めてしまうと、設置してから冷えないなどというトラブルが起こる可能性があります。業務用エアコンは1度設置してしまうと簡単には外すことが出来ません。取り外すにも費用がかかるので、必ず熱量もしっかりと考慮して検討する必要があります。熱量の多い店舗に設置する業務用エアコンは、通常よりも1馬力か2馬力上のものを導入するという場合が多いです。業務用エアコンは、最適な能力のものを選ばないと効きが悪いというだけでなく、無駄な電気代がかかるということになりますし、無理な運転によって大きな負荷がかかりやすくなり、通常よりも短い期間で使えなくなってしまうという可能性もあります。業務用エアコンに無理をさせないようにするためにも、最適なものを選択するようにしてください。
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工場向けの業務用エアコンについて
一般的に工場は、夏場などにとても過酷な条件になりやすいと言われています。そのため、業務用エアコンを使用して冷やす必要がありますが、工場向けの業務用エアコンにはどのようなものがよいのでしょうか?一般的な工場の場合、オイルミスト、粉塵、ホコリが多いという環境で使用することが多いです。そのため、オイルミスト、粉塵、ホコリなどに強い機種を選ぶようにしましょう。
工場向けの業務用エアコンには、床置形、天井吊形、天井埋込ダクト形などがあります。柔軟に設置することが出来るということでおすすめなのが、天井埋込ダクト形です。これは、業務用エアコン本体と吹出し口、吸込み口が離れているため、色々な場所に設置することが出来ます。本体と吹出し口、吸込み口はダクトを使用して接続します。
また、オイルミスト、粉塵、ホコリなどに対する耐久力が求められるのはもちろんですが、メンテナンスが容易であるということも大切な条件です。業務用エアコンの種類にもよりますが、洗浄することが出来るものもあります。いくら耐久力があるといっても、フィルターや熱交換器などに粉塵、ホコリなどが詰まりやすいので、定期的に綺麗にするようにしましょう。手入れが楽なタイプがおすすめですよ。
事務所におすすめしたい業務用エアコンとは
業務用エアコンには、色々な種類のものがありますが事務所に設置するのに適したものとは、いったいどのようなものなのでしょうか?事務所に設置するのにおすすめなのが天井カセット形の4方向吹出しです。天井カセット形は、業務用エアコン本体が天井内に埋め込まれていて外から見えるのは化粧パネルのみとなります。天井に埋め込むことで、壁や床などを有効に使用することが出来ますし、天井に設置してあれば邪魔になりません。
また、天井カセット形には、4方向吹出しタイプ以外もありますがなぜ、4方向がおすすめなのかというと、部屋を均一に冷やす、暖めることが出来るからです。4方向タイプは4方向から風が出ますので、部屋の中を均一にするのに適しています。そのため、部屋を冷やしすぎることや、暖め過ぎるといったことを防ぐことが可能です。
機種にもよりますが、直接風があたらないようにすることや、センサー付きなら人がいないときには自動的にオフになるという業務用エアコンもあります。事務所に設置するのに適しているのはこのような、省エネ性に優れていて、部屋を均一に冷やしたり、暖めたりすることが出来るものがおすすめです。とくに、見た目も大切にしたいという人は、壁掛形や床置形などよりも、天井カセット形がよいでしょう。